演題情報

ポスター

開催回
第60回・2015年・横浜
 

高ナトリウム透析液と透析低血圧

演題番号 : P-3-345

近森 正智:1、正木 一伸:2、岸 智:1、市川 雅大:1、倉田 遊:1、青江 麻里:1、三浦 理加:1、本田 智子:1、古瀬 智:1、齊藤 克典:1、西尾 恭介:1、三瀬 直文:1

1:社会福祉法人三井記念病院内科、2:新小岩クリニック

 

【目的】透析液Na濃度と透析低血圧(IDH)の関係を調べる。
【方法】血液透析患者217例(66±13歳、透析歴105±88月、糖尿病性腎症71例)で、透析液Na濃度を140から145mEq/Lに変更、その前後各3月間のIDH発症率(IDHを起こした透析回数/総透析回数)を比較した。症候性かつ収縮期血圧(sBP)30mmHg以上の低下、または処置を要した血圧低下をIDHとした。
【結果】高Na液に変更後、IDH発症率は15±24%から11±22%に減少(p = 0.008)、平均ドライウエイトは56.8kgから56.0kgに低下(p < 0.001)。透析間体重増加率(p < 0.001)、透析前sBP(p= 0.024)は上昇した。高Na液によるIDH減少に寄与する因子は、IDH発生高頻度、非糖尿病性腎症、透析前sBP低値であった。
【結論】高Na透析液よりIDHは減少したが、体重増加率と血圧は上昇した。

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