演題情報

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開催回
第60回・2015年・横浜
 

豪雪と透析医療~山梨からの報告~

演題番号 : P-3-322

神宮寺 禎巳:1、鈴木 斐庫人:2、若杉 正清:1、温井 郁夫:1、鈴木 博貴:1

1:山梨県立中央病院腎臓内科、2:(医)社団すずき会透析施設すずきネフロクリニック

 

【目的】平成26年2月14日、山梨県は未曽有の豪雪に見舞われ、透析医療は多大な影響を受けた。我々は、災害コーディネーターとして透析施設や自治体より災害情報を収集した。今後の災害対策の参考となりうると考え、その概要を報告する。
【方法】各透析施設への電話による情報聴取、アンケート調査結果、県の透析患者データベースや市町村からの情報を元に分析した。
【結果】発災時の情報聴取により問題を抱える患者が指摘され県に報告した。多くは通院困難であり、居住地、家族構成、病状が影響していた。多くの透析施設で透析日が順延された。発災直後の救急車利用は16%、県内のヘリ搬送は5件であった。豪雪に伴い域外通院者の多い地域が浮かび上がった。
【考察】雪害の教訓から、インターネット通信の導入、ADLを含めた透析患者データベースの作成と災害時の透析施設への公開、透析施設や近傍での患者宿泊場所の確保、透析担当者・行政・患者代表による災害対策の協議会の開催を、検討すべき課題として挙げる。

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