演題情報

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開催回
第60回・2015年・横浜
 

地震に対する当院スタッフの意識調査と正常性バイアスの危険性

演題番号 : P-3-315

中島 宏文:1、劉 和幸:2、炭野 寛:1、鹿野 勉:2

1:(医) 第二岡本総合病院臨床工学科、2:(医) 第二岡本総合病院腎臓内科

 

【目的】阪神淡路大震災や東日本大震災などの発生以後、災害に対する意識が高まっている。今回、地震に対するスタッフの意識調査を施行し、当院の課題を検討した。
【方法】透析室スタッフ19名に、災害に対する意識や知識に関して無記名のアンケートを選択肢及び記述による回答で実施し、集計を行い分析した。
【結果・考察】災害訓練に対する意欲があるのは16名(84.2%)であった。災害時に必要な知識に対する認知・正答は平均55.6%であった。大規模な地震が発生すると思っているのは10名(52%)であったが、備えをしているのは1名(5%)であった。今回の結果により、大規模な地震が発生する可能性は低く、恐らく大丈夫だろうという意識を持つスタッフが多いと考えられる。この様な心構えでは、実際の震災時に正常性バイアスに陥り行動に移せない危険性がある。有事の際に、“心の用意”をいかにしておくかが課題であり、今後実践的な避難訓練を行う必要があると考える。

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