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開催回
第60回・2015年・横浜
 

透析患者に対してAdaptive Servo Ventilation(ASV)を導入した際の心拡張機能への影響の検討

演題番号 : P-3-213

三上 勇人:1、新田 孝作:2、内藤 隆:1、山谷 琴子:1、吉倉 哲也:1

1:独立行政法人労働者健康福祉機構東京労災病院、2:東京女子医科大学第四内科

 

【目的】最近透析患者に対してASVの有効性が言われている。ASV使用により左室収縮機能が改善したという報告はあるが、心拡張機能に対する報告は少ない。今回我々はASVが心拡張機能に与える影響も含めて総合的に評価した。
【方法】2014年6月よりASVを導入した心不全を呈する当院の透析患者3名を対象に経時的に心エコーにてLVEF、LVMI、DcT(E波減速時間)、E/Aを測定した。同時にCTR、DW、血液学的パラメータ(hANP、BNP)についても評価した。
【結果】フォロー期間中(導入時→4か月後)にEFの改善を認める一方(63→71、37→56)、E/Aの改善は認めなかった(0.9→0.64, 1.1→0.73)。DcTについては1例は延長し、もう1例は短縮した(315→328、371→250)。LVMIについては1例は増加し、もう1例は減少した(83.0→97.9、138.8→123.6)。
【結論】ASVが心拡張機能に与える能力については、今後も症例数を増やしながら、長期間のフォローを行なっていく必要がある。

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