演題情報

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開催回
第60回・2015年・横浜
 

透析患者に対するクエン酸第二鉄水和物(以下リオナ)投与の効果の検討

演題番号 : P-3-186

井太家 美晶:1、錦古里 一肇:1、小池 寛美:1、本田 友子:1、出口 千尋:1、津金澤 浩彦:1、島田 憲明:2

1:かめいど腎臓内科クリニック内科、2:立花クリニック

 

【目的】透析患者にリオナを投与し効果を検討する。
【方法】血清リン(P)濃度6mg/dl以上の透析患者20名にリオナ1500mg/日より投与し、P6mg/dl未満を目標に最大3000mg/日まで増量し6ヶ月間(6M)効果を検討する。
【結果】(1)P値は前7.0mg//dlが2M後6.1mg/dl、6M後5.6mg/dlと有意に低下した(p<0.01)。(2)血清鉄(Fe)値は前77.9μg/dlが2M後81.2と有意に上昇(p<0.01)したが、その後は70μg/dl台を維持した。(3)Fe/TIBCは前0.19が1M後0.29と有意に上昇(p<0.05)しその後は0.3前後を維持した。(4)フェリチン(Ft)値は前57.6ng/mlが4M後88.9ng/ml、6M後118.5ng/mlと有意に上昇した(p<0.01)。
【考察】高リン血症に対しリオナ6ヶ月間投与は、P値を有意に低下した。Fe、Ft値は上昇したが投与継続可能範囲であった。
【結論】透析患者の高リン血症に対してリオナは有用と考えられた。

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