演題情報

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開催回
第60回・2015年・横浜
 

クエン酸第2鉄の使用経験

演題番号 : P-3-182

岩島 重二郎:1、伊藤 英明子:1、伊藤 豊:2、河出 恭雅:1、河出 芳助:1、高木 幹郎:3

1:(医)鈴鹿腎クリニック、2:(医)四日市腎クリニック、3:鈴鹿中央総合病院

 

【目的】リン吸着剤としてクエン酸第2鉄(Ferric Citrate:FC)が臨床使用可能となった。当院FC使用症例の血清リン・鉄関連項目の変化について検討した。
【方法】FCを内服開始した患者を6ヶ月以上経過観察した。血清リン値・Hb値・フェリチン値・トランスフェリン飽和度(TSAT)・赤血球造血刺激因子製剤(ESA)投与量などを検討した。
【結果】血清リン値は開始時5.51mg/dLから3ヶ月後に5.03mg/dL、6ヶ月後5.15 mg/dLへと有意に低下した。Hb値は10.9g/dLから3ヶ月後11.4g/dLへと有意に上昇したが6ヶ月後は11.1g/dLであった。フェリチン、TSATは上昇した。静注鉄製剤の使用量は減少した。ESA投与量は減少傾向であった。
【結語】FCはリンのコントロールに有効であり、貧血治療の一助にもなる可能性が考えられた。

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