演題情報

ポスター

開催回
第60回・2015年・横浜
 

血液透析(HD)患者の持続型赤血球造血刺激因子製剤(ESA)使用後の造血動態―用量別、経時的変化の解析―

演題番号 : P-3-167

岡田 敏春:1、鳥居 国雄:1、関口 清美:1、山野 智子:1、宮崎 良一:2、岩野 正之:3、木村 秀樹:1

1:福井大学病院検査部、2:財団(医) 藤田記念病院、3:福井大学病院腎臓内科

 

【目的】
HD患者の近接の造血動態と鉄利用の動態をESA用量別ならびに経時的に解析した。
【対象及び方法】
HD患者248例(男性148例、平均年齢67.5歳)で、ダルベポエチンα(DP;1回/1週)使用146例、エポエチンβペゴル(EBP;1回/4週)使用102例。網赤血球ヘモグロビン等量(RET-He)、網赤血球数(RetiC)を含んだ造血マーカーを測定。また、EBPに関しては一定量使用の期間で、使用1~4週後の造血動態を後ろ向きに解析(14例、152検体)。
【結果】
1)ESA用量では、両ESAともにRET-He、TSATとは負の相関を、RetiCとは正の相関を認めた。
2)経時的解析例では、使用量が75-250μgでは、RET-He、TSAT、フェリチンは1週後に最も低下し、その後上昇する傾向が認められた。一方、RetiCは1週後で最も高値となり、4週後に最も低値を示した。
【結論】
ESA使用量に依存して、またEBP使用後では1週間程度で相対的な鉄欠乏状態が生じ、これが周期的に持続すると考えられた。

前へ戻る