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開催回
第60回・2015年・横浜
 

維持透析患者における網状赤血球数の変化

演題番号 : P-3-166

安部 淳:1、山本 優:1、野々山 智之:1、清水端 崇宏:1、長尾 尋智:2、高田 幹彦:3

1:メディカルサテライト知多、2:メディカルサテライト岩倉、3:岩倉病院

 

【目的】網状赤血球数の推移に着目し、貧血および栄養指標との関連を検討した。
【対象】当院通院中の透析歴3年以上の維持透析患者で2013年12月から1年間2週ごと定期採血を行った34名(男21名、女13名、平均年齢74.2±12.3歳、平均透析歴6.9±3.4年)とした。
【方法】網状赤血球実数平均を3.7万/μL未満(L群):11名、3.7~5万/μL未満(M群):13名、5万/μL以上(H群):10名の3群に分け、各指標の推移を観察した。2013年12月末の赤血球数を基準とし、網赤血球数の増減から推定赤血球数を算出、3、6、9カ月時点の赤血球数と比較した。
【結果】網状赤血球L群に比し、H群はAlb低値、血清鉄低値、CRP高値で有意差があった。3群とも平均赤血球数は369~385万/μL、Hbは11.2~11.3g/dl、Htは34~35%で差はなかった。推定赤血球数と赤血球数の相関係数は0.547であった。
【考察】網状赤血球H群は低栄養、炎症傾向と赤血球数の漸減傾向がみられ、他の群に比べ注意が必要であると考えられた。今後も引き続き検討を加えていきたい。

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