演題情報

ポスター

開催回
第60回・2015年・横浜
 

血液透析におけるヘモグロビン値補正の試み

演題番号 : P-3-164

松本 博:1、北條 敏夫:1

1:中野南口クリニック

 

【目的】血液透析患者の貧血は、週初め透析前ヘモグロビン値(Hb)で判定されているが、透析間体重増加により過小評価される場合も考えられる。そこでドライウェイト(DW)時のHb値(補正Hb)の概算を試みた。
【方法】当院で血液透析を施行している69名中、低Na血症のない(血清Na140±2 mEq/l)62名。DW時の血漿量(PVDW=DW/20、週初め透析前血漿量=PVDW+0.25×透析間体重増加量(ΔBW)。週初め透析前ヘマトクリット(Ht)より、血球量=(PVDW+0.25×ΔBW)×0.01×Ht/(1−0.01×Ht)、補正Ht=血球量×100/(血球量+PVDW)、よって補正Hb=Hb×補正Ht/Ht。
【結果】Hb(平均±SD)は10.8±1.0g/dlに対し、補正Hbは12.5±1.6g/dlと約16%増加した。
【結語】補正Hbは、体格と増加血漿量を加味した貧血評価法として有用である可能性がある。

前へ戻る