演題情報

ポスター

開催回
第60回・2015年・横浜
 

エルトロンボパグオラミン(EO)惹起と思われた多血症の1例

演題番号 : P-3-162

山木 万里郎:1、黒沢 洋:1、庄司 有希:1、山口 巌:1

1:(医)住吉クリニック病院付属大宮診療所内科

 

【症例】59歳男性。1994年特発性血小板減少性紫斑病を発症。A病院血液内科で治療されたがDMを発症し網膜症、腎症を合併。腎不全進行後は当院に通院し2012年1/17HD導入。腎性貧血にEPOβぺゴル(β)25~125μg/2週が投与された。血小板(Plt)は当初約9[万/μl]以上だったが14年6/13に口腔内血腫を起しA病院受診。Plt0.1だった為同院よりPSL20mgとEO25mgが投与開始(6/17よりEO50mg)。その後Plt20程度となった。5/19以降β投与中止中で6/9にRBC477[万/μl],Hb13.8[g/dl],Ht37.5[%]だったが8/11にRBC537,Hb15.9,Ht48.0と増加。尚7/16より高P血症に対しクエン酸第2鉄水和物(FeC)1500mgの投与開始後9/1にRBC577,Hb18.0,Ht53.2に上昇の為同日FeC中止。9/8より週1回瀉血(HD終了時に回路内血液廃棄)を開始。9/22より週2回にするも9/22HD後にRBC647,Hb20.2,Ht59.4に至り週3回瀉血とした。EOは10月末中止。10/20にRBC402,Hb11.6,Ht35.3と低下し10/22瀉血中止。 【結語】FeC中止後も瀉血を長期行う程多血症持続の経緯から見てEO惹起による多血症が示唆された。

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