演題情報

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開催回
第60回・2015年・横浜
 

急性期病院への受診へ至った透析患者の発熱

演題番号 : P-3-146

金城 紀代彦:1、中村 成男:2、高嶺 朝広:2、斎藤 保:3

1:沖縄医療生活協同組合沖縄協同病院内科血液浄化療法科、2:沖縄医療生活協同組合とよみ生協病院、3:中部協同病院

 

【緒言】当院は急性期病院であり、急性期治療を終えた発熱患者の長期予後を含めた解析を行った。
【方法】2010年1月~2014年11月に、73例の透析患者が発熱にて当院を受診した。これらの患者の転帰を退院群・死亡群に分け、各種データの比較を行った。
【結果】受診患者の平均年齢は67.9歳(29歳~92歳)、男女比は50:23であった。来院時の平均体温は38.3℃で、発熱以外の症状は呼吸器症状が最多であった。当院での管理中、死亡は10例で、他症例の多くは長期療養型病院への転院となった。転院した患者を追跡した結果、全73症例での退院は48例、死亡は25例となった。死亡群は有意に年齢が高く、退院群・死亡群との間に性差を認めなかった。来院時の体温に有意差は認めず。死亡群では有意にCRPが高値であった。各々のカットオフ値は、年齢65.0歳、CRP値14.65 mg/dLであった。
【考察】透析患者が発熱を呈した場合、65歳以上で、CRPが15mg/dL以上の場合、予後は不良であることが判明した。

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