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当院における血液透析スケジュールと曜日別死亡率の検討 演題番号 : P-3-143 横田 成司:1、河原 加奈:1、岡田 大吾:1、末永 武寛:1、室宮 泰人:1、川原 和彦:1、土田 健司:1、水口 潤:1、川島 周:1 1:社会医療法人川島会川島病院泌尿器科
【背景】
透析患者の死亡リスクは透析間隔が長いほど高いと考えられている。このような報告は散見されているが、2012年のkidney internationalからは月水金コースでは月曜日に、火木土コースでは火曜日に全疾患死亡率が上昇したと報告されている。そこで当院における過去5年間の曜日別死亡率の検討をおこなった。 【対象】 当院における2009年1月から2013年12月に死亡した透析患者188名における曜日別死亡者数と最終血液透析から死亡までの日数につき検討した。 【結果】 月、水、金コースに関しては奇しくも文献と同様に月、金に多く、火、木、土コースにおいても月、金に多かった。最終血液透析から1日、2日後に死亡している者が大多数であった。 【考察】 入院を経て死亡しているものがほとんどであり、最終透析からの間隔が原因というよりそれだけ全身状態が不良でなくなったと判断される。透析スケジュールに特異的な曜日別死亡率における治療方法の影響や調節因子の評価に関しては更に検討が必要である。 |
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