演題情報

ポスター

開催回
第60回・2015年・横浜
 

左尿管ステント長期放置中に右腎結石による敗血症を発症し、腎後性腎不全から透析導入に至った一例

演題番号 : P-3-141

和田 晶紗:1、岡崎 真之:1、山下 かおり:2、常盤 傑:2、小松 水樹:1、新村 浩明:2、川口 洋:1

1:公益財団法人ときわ会常磐病院腎臓内科、2:公益財団法人ときわ会常磐病院泌尿器科

 

50歳男性。10年前に左尿管結石を指摘され近医にて左尿管ステント留置したが、以後通院を自己中断していた。2014年9月10日体重減少・倦怠感を主訴に当科受診。初診時採血ではCr21.81 mg/dL, BUN151.2mg/dL、CRP9.58mg/dLと腎機能悪化、炎症反応高値あり、CTでは両側腎結石、右腎膿瘍を認め、左尿管ステントは石灰化していた。両側腎結石による腎後性腎不全の診断で、同日血液透析導入。以後外来通院となったが、発熱、血液透析時の血圧低下のため透析困難となり9月29日当科入院となった。第3病日排膿目的に右腎瘻造設。抗生剤投与、エンドトキシン吸着、CHDF施行し炎症反応は改善傾向となったが、右腎瘻のドレナージは十分ではなく、CRP3台で下がり止まった。全身状態は徐々に改善し、血圧上昇したため第37病日右内シャント造設術施行し、第53病日退院となった。今後2015年2月25日右腎摘出術予定である。

前へ戻る