演題情報

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開催回
第60回・2015年・横浜
 

維持透析患者における睡眠時無呼吸症候群(SAS)の心機能と、頸動脈硬化

演題番号 : P-3-139

大木 拓郎:1、奈良 起代子:1、藤本 昌紀:2、清水 一寛:3、白井 厚治:2

1:(医)社団誠仁会みはま病院検査部、2:(医)社団誠仁会みはま病院内科、3:東邦大学佐倉病院循環器センター

 

【目的】維持透析患者の睡眠時無呼吸症候群(SAS)における心機能と頸動脈硬化度の実態を明らかにする。
【症例】SASが疑われ、2013年7月から2014年11月にSAS簡易検査を受けた維持透析患者27名。平均年齢61才。
【方法】SAS簡易検査は、パルスオキシメトリー法を用いた。心機能は超音波検査でEF、E/A、E/e’を測定し、頸動脈硬化度は超音波検査でプラークスコアを測定し、分類した。
【結果】今回のSASを疑われ検査を行った症例では、睡眠時無呼吸症候群重症41%(AHI≥30)、中等症30%(30>AHI≥15)、軽症18%(15>AHI≥5)、正常11%(5>AHI)であった。
SAS陽性者(AHI≥5)では、心臓収縮能EF低下は40%、拡張能低下はE/e’で93%、E/Aで76%みられた。動脈硬化(プラークスコア>5)は56%みられた。
【考察】SASが疑われた患者では89%が陽性であったが、同時に心機能拡張能低下、動脈硬化が進行している可能性が考えられた。

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