演題情報

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開催回
第60回・2015年・横浜
 

血液浄化量の増加を目的とした持続的透析液供給システムの開発

演題番号 : P-3-004

小野 淳一:1、上岡 将太:2、大村 侑李奈:2、三宅 将司:2、村上 加奈:2、山田 崇弘:2、望月 精一:2、斉尾 英俊:3、佐々木 環:4

1:川崎医科大学附属病院腎センター、2:川崎医療福祉大学医療技術部臨床工学科、3:ニプロ株式会社医療器械開発営業部、4:川崎医科大学腎臓・高血圧内科

 

持続的腎代替療法(CRRT)に用いる血液浄化液(透析液、置換液)として、重曹補充液を使用することが多く、血液浄化量を増加させるには経済的、マンパワー的な観点から限界がある。そこで、我々はCRRT装置に対してon-Lineで透析液を供給するシステムの開発を行った。本装置は維持透析で使用される透析原液をRO水で希釈、調整した上で、CRRT装置へ透析液を供給することであり、装置起動後の初期濃度安定性の検討では、起動後10分以内に末端透析液濃度の安定が得られた。また、CRRT装置(ACH-10)との連動性に関する検討では、透析液流量1.0~5.0L/hrの範囲で安定した末端透析液濃度が得られた。我々が開発した持続的透析液供給装置は、医療コストや人的負担を増やすことなく、血液浄化量を増加させることができ、多くの施設において、High Flow CHD(F)の施行が実現可能となることが期待される。

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