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開催回
第60回・2015年・横浜
 

透析患者のリン吸着薬の内服状況と社会的背景

演題番号 : P-2-577

畠山 今日子:1、山下 万紀子:1、中島 さゆり:1、川口 利江:1、川口 唯:1、吉野 秀章:1、小串 百合子:1、草刈 祥子:2、舩越 哲:1、橋口 純一郎:2、原田 孝司:1

1:(医)衆和会長崎腎病院、2:(医)衆和会長崎腎クリニック

 

【背景】当院では2014年8月よりリンコントロールの改善を目的としたチームを立ち上げた。今回、社会的な患者背景とリン吸着薬の内服状況についての検証を行ったので報告する。
【方法】リン吸着薬を内服している外来血液透析患者206名に対し患者背景調査、残薬返却調査を実施し、リンのコントロールとの関連を検証した。
【結果】平均年齢64.3±11.7歳、平均透析歴8.3年であった。リン吸着薬の処方量は有職者・喫煙者の群で有意に多く(p<0.05)、残薬返却量は非糖尿病・飲酒習慣のある群で有意に多かった(p<0.05)。3ヶ月平均血清リン値は自立生活者・有職者・趣味のない群で高い傾向にあったが有意差は得られなかった。
【考察】今回の検証でリン吸着薬の内服状況には糖尿病、就業状況、喫煙・飲酒習慣が大きく影響しており、複雑な社会的因子との関連が示唆された。

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