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開催回
第60回・2015年・横浜
 

高齢者夫婦間生体腎移植(65歳以上)の臨床的検討

演題番号 : P-2-387

藤方 史朗:1、岡本 賢二郎:1、塩﨑 啓登:1、佐々木 雄太郎:1、尾崎 啓介:1、飯尾 浩之:1、小田 眞平:1、谷本 修二:1、山師 定:1、菅 政治:1、大岡 啓二:2、岡本 正紀:2

1:愛媛県立中央病院泌尿器科、2:衣山クリニック

 

【対象と方法】2003年8月から2014年12月までに施行した生体腎移植189例のうち、高齢者夫婦間生体腎移植8症例を対象とした。ドナー年齢について中央値で67歳(66~71)、レシピエントは66歳(65~69)であり、レシピエントの原疾患は腎硬化症4例、糖尿病性腎症3例、膜性腎症1例であった。平均観察期間は35.5ヶ月(5-97)。
【結果】総阻血時間は(以下何れも中央値)83.5分(59-103)、手術時間は369分(240~455)、出血量は740ml(150-2215)、退院時Crは0.81(0.7~1.33)mg/dlであった。総阻血時間と出血量について対照群と比較して有意差を認めた。術後合併症として、CMV血症4例、AR2例、NODAT2例、脳梗塞、甲状腺癌1例認めている。CMV血症、NODATが対照群と比較して多かった。
【結論】高齢者夫婦間腎移植について、悪性腫瘍、心血管障害、感染症、DMといった合併症が問題となる。ドナー、レシピエント双方の術前の評価、術後の生活習慣病管理が重要になってくると思われる。

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