演題情報

ポスター

開催回
第60回・2015年・横浜
 

当院における腎移植~PDとHDの比較~

演題番号 : P-2-383

伊藤 佐久耶:1、楠本 拓生:1、森山 智文:1、黒川 佑佳:1、玻座真 琢磨:1、柴田 了:1、田中 将博:1、深水 圭:1、奥田 誠也:1

1:久留米大学医学部内科学講座腎臓内科部門

 

わが国における腎移植の生体腎移植と献腎移植の比率は、85%、15%程度と報告されている。改正臓器移植法施行以後、献腎移植例も増加しているが、生体腎移植が大半を占めている。
当院は71人の外来血液透析患者と29人の腹膜透析患者を管理しているが、腎移植は行っていない。腎移植に移行した患者は、すべて他施設に依頼している。2008年~2014年にかけて、当院から14人(HD 7人、PD 5人、PD+HD併用2人)の腎移植を依頼し、全員が生体腎移植であった。
わが国において腹膜透析は慢性維持透析患者の2.9%を占めるにすぎないが、腎移植への移行率は、明らかに高いとの報告がある。当院でも50%が腹膜透析から透析療法を導入した患者であった。今回我々は慢性透析療法の選択率と腎移植移行率を明らかにし、腎移植に移行した患者を透析療法別に比較検討した。腎移植実施施設でない当院において、腎移植の現状を明らかにし、今後の腎移植推進に向けての課題を考察し報告する。

前へ戻る