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開催回
第60回・2015年・横浜
 

透析液流量400ml/minの影響

演題番号 : P-2-342

嶋 勇輔:1、中田 雄太:1、鈴木 悠太:1、川島 嘉享:1

1:磐田市立総合病院臨床工学科

 

【目的】2011年3月の東日本大震災直後、透析液の安定供給が懸念されたため透析液流量(以下QD)を当院では500ml/minから400ml/minに変更し、透析液の容量削減を計った。変更後3年が経過した時点での、患者様への影響を検討した。
【方法】流量変更一カ月前の検査値と各一年おきの検査値で比較を行い、死亡率に影響が出ていないかも確認した。
【結果】透析前BUN値がQD変更前68.95mg/dlに対し2013年が64.75mg/dl、2014年が64.65mg/dlと平均値の有意な低下が見られたが、その他の項目に変化はなく、死亡率にも変化はなかった。
【考察】BUN値が下がったのは、DZ変更による性能変化が影響した可能性が示唆された。また、平均値の推移も踏まえ検討を行った際、TPやALBが有意に低下した。長期での検討のため加齢も考慮すると、QDを下げたことが直接影響したと考えるのは難しい。このため、3年経過した現時点で透析液流量を500ml/minに戻し、再度患者様への影響を検討したい。

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