演題情報

ポスター

開催回
第60回・2015年・横浜
 

HDと前希釈HDFにおける血流量とTMPの関係

演題番号 : P-2-341

守上 祐樹:1、藤森 明:2、久米井 真衣:2、灰原 博子:2、岡田 志緒子:2、溝渕 憲子:3、坂井 誠:3、中西 健:1

1:兵庫医科大学内科学腎・透析科、2:(財)甲南会甲南病院血液浄化・腎センター、3:(財)甲南会甲南病院内科

 

【背景】TMPは血液入口圧(PBi)、血液出口圧(PBo)の平均と透析液入口圧(PDi)、透析液出口圧(PDo)の平均の差と定義されるが、実際の臨床でこの4点を測定してTMPをモニターしていることは少ない。また、前希釈HDFにおけるQBとTMPの関係も明らかにされていない。
【方法】安定した慢性維持透析患者6名を対象に、日機装社製患者監視装置DCS-100NXを使用して、PBi、 PBo、PDi、PDoの4点の圧測定を行い、HDおよび前希釈on-line HDFを施行した。測定法は①TMP=Pbo-PDo、②TMP=PBo-PDi、③TMP=(PBi+PBo)/2-PDo、④ TMP=(PBi+PBo)/2-PDi、⑤TMP=(PBi+PBo)/2-(PDi+PDo)/2とした。QBを100 mL/mから250 mL/mまで変化させてTMPに与える影響を観察した。
【結果】 HD治療においては、PBi、 PBoを測定した③-⑤のTMPはQBの増加により僅かに低下した。一方、①②のTMPはQBの増加に伴い明かに低下した。前希釈HDFでは、③-⑤のTMPは上昇したが、①②のTMPは低下した。

前へ戻る