演題情報

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開催回
第60回・2015年・横浜
 

血液透析における実血流量測定法に関する実験的研究(第2報)

演題番号 : P-2-340

須田 健二:1、山内 大輔:2、副島 昭典:1

1:杏林大学保健学部臨床工学科、2:杏林大学大学院保健学研究科

 

【背景・目的】血液透析において、血流量(QB)は透析効率に影響を与える重要な因子の一つである。昨年度の本学会において、圧電素子を用いた実際の血流量(以下、実血流量)の計測と、実血流量低下警報の報告を行った。今回、この装置の実用化に向けて、バッテリー駆動による小型化を行ったので報告する。
【方法】患者監視装置(日機装DBB72)に血液回路(川澄化学工業カーミライン)とダイアライザ(ニプロFB-150Pβ)を取り付け、HDモードで運転を行った。模擬血液にはヘマトクリット値30-40%の牛血を使用した。脱血側血液回路にニードルバルブ、返血側血液回路にコリオリ式流量計(キーエンスFDSS2A)を接続した。本装置は、血液ポンプ出口部分の血液回路に外部から装着した。ニードルバルブで脱血不良状態を再現し、本装置の実血流量とコリオリ式流量計、また、超音波血流量計との比較を行った。
【結果・考察】設定血液流量との誤差は10%以内であり、圧電素子を用いた実血流量計の実用化が十分に可能なことが示された。

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