演題情報

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開催回
第60回・2015年・横浜
 

血液検体を遠心分離するまでの時間が尿毒症物質のクリアランス値に及ぼす影響について

演題番号 : P-2-335

和井田 美和:1、山田 優美:1、橋出 祥子:1、尾畑 俊子:1、藤澤 達也:1、谷島 克好:2、石橋 翼:2、荒川 昌洋:2、高間 俊郎:3、田仲 勝:4

1:(医)紀陽会田仲北野田病院臨床検査科、2:同臨床工学科、3:同内科、4:同VA科

 

【目的】
血液浄化器の性能評価にはクリアランス(CL)が用いられる。
そこで、検体採取から遠心分離を行うまでの時間が各種尿毒症物質のCLにどのような影響を及ぼすか検討した。
【方法】
対象は血液透析患者5名。血流量200ml/min 除水速度は膜面積(m2)×600ml/hrの条件で、透析開始1時間後にダイアライザー入口部並びに出口部より検体を採取。分注して、0、10、60分後に遠心分離(3000rpm/10min)を行いUN,Cr,UA, IP , BMG,のCLを算出した。
【結果】
CrとUAは時間経過とともに低下が見られた。IPに関しては60分後に低下が見られた。UN、BMGに関して有意な低下は見られなかった。
【考察】
CrとUAに関しては血球内からの溶出が考えられる。しかし、同じ小分子領域であるUNに関しては、同様の結果が出ないことについては検討課題である。BMGは誤差範囲と考えられた。
【結語】
血液浄化器のCLを測定する場合、直ちに遠心分離を行うことが重要である。

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