演題情報

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開催回
第60回・2015年・横浜
 

高齢透析患者と精神疾患のある主介護者に在宅支援を行った一事例~地域との連携を通じて~

演題番号 : P-2-282

鈴木 慶子:1、高柳 智恵子:1、芝田 房枝:1、磯部 亜紀子:2

1:長野県厚生農業協同組合連合会佐久総合病院看護部、2:佐久総合病院医療相談室

 

【症例・経過】80歳、女性。引きこもり状態で無職の長男と二人暮らし。平成25年6月より血液透析を開始。長男は母親の介護と経済面の不安を訴えていた。医療ソーシャルワーカーと市町村保健師・福祉が介入し、長男の作業所通所の支援をした。長男から虐待等の介護不安が聞かれ、地域の福祉担当者とケースカンファレンスを実施。透析導入1年4ヶ月後、患者は脳梗塞で右片麻痺、失語症、介護度4となった。在宅サービスを調整することで、患者は希望通りに自宅に退院。看護師は退院後も医療の中心として、排便管理と栄養管理・虐待の早期発見の役割を担っている。
【結果・考察】高齢透析患者と精神疾患のある介護者に対して、導入時から地域の福祉関係者と連携した。介護者による虐待はなく、介護者の負担軽減と在宅支援に繋がった。
【まとめ】透析看護師は、高齢透析患者の医療の中心的役割を担うとともに、早期から地域と連携して患者・家族の支援を行うことが重要である。

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