演題情報

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開催回
第60回・2015年・横浜
 

毛包炎から切開排膿を繰り返しポケット形成した透析患者に対してPICO創傷治療システムを導入した1症例

演題番号 : P-2-281

坂本 由香:1、片上 麻起子:2、友枝 弘子:1、小橋 研太:3

1:社会福祉法人恩賜財団済生会西条病院透析室、2:社会福祉法人恩賜財団済生会西条病院皮膚・排泄ケア、3:社会福祉法人恩賜財団済生会西条病院外科

 

【症例】
60歳代男性
【臨床経過】
糖尿性腎症にてH20年透析導入。H21年右第3・4趾骨髄炎にて下腿切断。H26年4月に左臀部に毛包炎を発症。抗生剤服用では軽快せず、切開排膿、皮下膿瘍摘出術、デブリードマンを繰り返し行うが膿瘍の増悪・創の離開が繰り返された。10月に入りWOCに相談。除圧指導で一時軽快がみられていたが、11月には創の全周性にポケットを確認し拡大傾向にあったためPICOによる局所陰圧閉鎖療法を開始したところ創は軽快した。
【考察】
毛包炎が褥瘡好発部位に発症したこと、下肢切断のため臀部を使った移動による創への負担が重なり創傷治癒遅延からポケットを形成したと考える。WOCと連携することで、除圧指導やPICOの導入を行ったことにより軽快させることができた。透析患者は創傷治癒遅延や褥瘡のリスクが高いと思われ、WOCとの連携、継続した指導も重要である。

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