演題情報

ポスター

開催回
第60回・2015年・横浜
 

当クリニックにおける魚臭症候群の一例を経験して

演題番号 : P-2-233

森内 則子:1、西谷 光広:1、上出 亜希子:1、後藤 厚子:1、武田 麻有里:1、寺中 久代:1、山森 満寿美:1、保志場 紀子:1、澤﨑 真由美:1、上田 律子:1、大門 正一郎:1、清水 万紀子:2、山崎 浩史:2

1:(医)だいもん内科・腎透析クリニック透析センター、2:昭和薬科大学

 

【目的】今回、独特で強烈な魚臭症候群と考えられる透析患者を経験した。家族・他患者に与える不快は大きく、対策の必要性を感じた。
【症例】73歳男性、原疾患はCGN、透析歴10年、週3回4h透析。趣味は野菜作り、5月から発汗が増え、便秘気味。
【経過】5月下旬に家族から臭いと言われ、透析時間を4hから6hに延長したが、効果なく検査・治療を希望。魚臭症候群疑いで採血し、検査(透析前 トリメチルアミン(TMA)173 後69、 透析前 TMA酸化体346 後180μM)。TMA酸化体生成酵素には機能低下をもたらす遺伝子変異があった。腸内洗浄も兼ねて大腸カメラ施行、その後臭いが消失。
【考察】魚臭症候群の臭いの元となるTMAは、透析患者の場合尿中排泄がない為蓄積しやすい。腸内洗浄で大量排便後に臭いが消失したことから、良好な排便習慣が大切と思われる。

前へ戻る