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開催回
第60回・2015年・横浜
 

シャント血流調整術により心房細動の症状が緩和された3例

演題番号 : P-2-143

金子 洋子:1、長井 美穂:1、張 紅:1、松永 恒明:1、多留 賀功:1、石津 隆:1

1:社会医療法人若竹会つくばセントラル病院腎臓内科

 

シャント血流調整術により心房細動の症状が緩和された3例を報告する。
【症例1】70歳、男性、透析歴13年。労作時呼吸困難、動悸を自覚。心電図にて発作性心房細動を認めた。シャント血流1209ml/min。静脈側バンディング術により流量約500ml/minに調整。術後、心房細動と心負荷所見は改善。
【症例2】54歳、女性、透析歴7年。心房粗動による動悸や透析中の発作性心房細動を認めた。シャント血流1448ml/min。吻合部縫縮術を行い、術後370ml/minとなり心房細動は改善。
【症例3】70歳、男性、透析歴17年。13年前より発作性心房細動にて内服加療していた。シャント血流1110ml/min、吻合部瘤を認めたため、瘤切除、吻合部人口血管置換術を施行。術後 675ml/minとなり症状は緩和。
【まとめ】シャント血流調整術により心房細動の症状緩和が得られ、その効果は心負荷軽減によるものと推測された。心負荷症状を認める透析患者では、シャント過剰血流による心負荷について疑う必要がある。

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