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開催回
第60回・2015年・横浜
 

多人数用透析装置で発生した過除水の原因究明について

演題番号 : P-2-072

吉澤 拓也:1、菅野 有造:1、伊東 志郎:1、大和田 奈穂:1、石母田 宏:1、芝本 隆:2

1:東京腎泌尿器センター大和病院臨床工学科、2:埼玉医科大学医学研究科

 

【目的】
多人数用透析装置(DCS-100NX:日機装)にて治療中に過除水が発生したため、その原因について調査した。
【経緯】
当院の消毒方法は熱水クエン酸とヘモクリーンである。過除水が発生した多人数用透析装置の内部では脱ガスチャンバのフロートに動作不良があり、電磁弁の異常開閉がみられた。他の装置においても同様な事象が発生し、フロートの交換を行った。メーカと協議し、動作不良と正常動作のフロートに対し蛋白付着検査を行った。
【結果】
蛋白付着検査の結果は動作不良を起こしていた脱ガスチャンバのフロート部に蛋白付着を認めた。そこで消毒方法を熱水クエン酸から次亜塩素酸Naに変更し、蛋白除去を施行後、フロートの動作不良は発生していない。
【まとめ】
フロート動作不良は蛋白付着による浮力の変化が原因であった。
現状の熱水クエン酸とヘモクリーン消毒では除蛋白が不十分であり、
次亜塩素酸Naの併用も否めないと思われる。

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