演題情報

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開催回
第60回・2015年・横浜
 

リクセルの長期使用経験

演題番号 : P-2-036

中澤 貴広:1、細川 和宣:1、大田 和道:2、湯浅 健司:2

1:(医)尚腎会高知高須病院臨床工学部、2:(医)尚腎会高知高須病院血液透析科

 

【はじめに】
長期透析患者の合併症の一つである透析アミロイド症の改善目的で,β2-MG吸着型血液浄化器リクセルを長期使用した症例について報告する.
【対象】
症例1透析歴35年,使用歴8年の64歳男性. 症例2透析歴34年,使用歴15年の65歳女性. 症例3透析歴37年,使用歴13年の65歳女性.
【結果】
血清β2-MG値は3例とも使用前後で低下していた.症例3において使用6年までにCTS4回,7年から13年までにCTS1回の再発を認めた.
症例3の使用6年までのβ2-MG値は25.0±2.7mg/l,7年から13年までは17.6±1.6 mg/lだった.
【考察】
症例1,2においては血清β2-MG値を低下させる事ができ,CTSの再発防止につながったと考えられる.症例3については7年から13年の平均血清β2-MG値 が17.6±1.6 mg/lだった事がCTSの再発を最小限に抑えた理由のひとつではないかと考える.
【結論】
リクセルの長期使用は血清β2-MG値の低下とCTSの再発予防が期待できる.

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