演題情報

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開催回
第60回・2015年・横浜
 

シャント肢保護カバーの作製と有用性の確認~透析中の身体拘束を減らすために~

演題番号 : P-1-655

山岡 万理子:1、二日市 則子:1

1:(医)社団城南会富山城南温泉第二病院透析室

 

【目的】認知症患者の自己抜針予防として身体拘束を行っていたが、苦痛や拒否の言動があった。今回、身体拘束の代替法としてシャント肢保護カバー(以下『まもろーる』)を作製・使用し、その有用性について検討した。
【方法】『まもろーる』は布・マジックテープ・スポンジマット・フィッシュクリップを用い、シャント肢全体に巻き、保護できるよう作製した。苦痛と安全性につき、身体拘束中の患者5名とスタッフ22名で、従来行っていた身体拘束と比較・検討した。
【結果・考察】患者比較では『まもろーる』使用により、拘束回数は平均18%に有意に減少した。スタッフ比較では、苦痛関連項目7項目中、5項目において苦痛が有意に減少した。また回路や穿刺部位が目に触れず自分で外せないよう考案した為、抜針事故は起きなかった。
【結語】『まもろーる』使用により身体拘束の回数が減り、苦痛が緩和された。身体拘束は最小限とし、今後も代替法を検討していくと供に、十分な観察と患者個々に合った対応が重要である。

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