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開催回
第60回・2015年・横浜
 

プラミペキソールが著効しRestless Legs症候群と診断された閉塞性動脈硬化症、腰部脊柱管狭窄症合併透析患者の1例

演題番号 : P-1-537

石田 将路:1、水島 伊知郎:1、柘植 俊介:1、中島 昭勝:1、川野 充弘:2

1:石川県立中央病院腎臓内科・リウマチ科、2:金沢大学附属病院リウマチ・膠原病内科

 

【症例】70代男性.糖尿病性腎症を原疾患に7年前に血液透析導入.4年前に腰部・臀部~大腿部の疼痛を自覚し,整形外科にて腰部脊柱管狭窄症(LSCS)を指摘され対症療法が開始された.2年前に下肢末梢にもしびれや疼痛が出現し,ABI軽度低値から閉塞性動脈硬化症(ASO)も疑われたが下肢動脈拍動は比較的良好に触知されたため経過観察された.その後下肢の疼痛や違和感は増悪し,ABI再検にてさらに数値の低下がみられたが,血管造影では末梢狭窄病変であり薬物療法継続とされた.しかし,その後も症状は増悪し上肢や背部にも同様の症状が及び,透析中や夜間睡眠時に安静の維持が困難となった.Restless Legs症候群(RLS)が疑われ,プラミペキソールを投与したところ数日で自覚症状は著明に改善しQOLの向上が得られた.
【考察】透析患者においてRLSはLSCSやASOと合併することがあり,難治性の下肢症状を訴える症例において考慮すべき病態である.

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