演題情報

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開催回
第60回・2015年・横浜
 

脊髄小脳変性症を発症した血液透析導入患者の1例

演題番号 : P-1-527

渋谷 和之:1、小山 哲朗:1、佐々木 裕二:1、小橋 修平:1、中島 敦史:1、山川 勇:1、福山 佳代:1、大村 寧:1、小河 秀郎:1、山田 衆:1

1:公立甲賀病院組合公立甲賀病院内科

 

【症例】50歳代女性。30歳代より高血圧にて近医受診されていたが、1年前よりふらつきを自覚するため当院神経内科受診し、脊髄小脳変性症と診断された。3.9g/gCreと高度蛋白尿を認め、Cre1.5mg/dlと腎機能障害を認めたため当科紹介となった。腎生検では巣状分節性糸球体腎炎と診断したが、硬化病変が多くステロイド投与等は見送られた。その後3年間で腎機能は低下し末期腎不全に至ったため透析導入となった。一方、認知症の進行やADLの低下も認められ、急速に状態悪化を認めたため右前腕で内シャント造設し血液透析の導入となった。脊髄小脳変性症は、認知症を含めADL低下を認める疾患であり、遺伝性の場合には介護者のADL低下も想定しなければならない。そのため腎代替療法の導入に当たりPD/HDの選択・透析非導入・継続中止も重要な検討事項であり、文献的考察も含め報告する。

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