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開催回
第60回・2015年・横浜
 

乳がん再発の血液透析患者へのパージェタ使用経験

演題番号 : P-1-525

鈴木 孝行:1、野口 雅継:1

1:社会福祉法人恩賜財団済生会済生会福島総合病院泌尿器科

 

【はじめに】乳がんを再発した血液透析患者に、パージェタ(以下P)+ハーセプチン(以下H)+ドセタキセル(以下DTX)3剤併用による加療を行った。Pの透析症例への使用は前例が無く本邦初と思われる。
【症例】58歳、女性。
【現病歴】1988.血液透析導入。2013.01.11右乳がんのため摘出術施行。05.23.よりDTX+H開始。2014.06.05.まで17q 施行。09.13.CT上肝転移(疑)、坐骨に骨融解像有り。10.14.よりPを追加した3剤による療法開始(P:840mg、H:380mg、DTX:120mg)。骨髄抑制のため2q目はPを1/2に減量。3-4qは血小板減少のためDTX:90mgに減量した。
【考察】Pは最近乳がん症例に適応となった分子標的薬である。本症例は当初HER2陽性の為DTX+Pにて加療したが、再発のためPを追加したところ、血小板と白血球の減少を認めPとDTXの減量にて経過中である。腰痛の軽減を認め治療効果は有効と思われる。Pの血液透析症例への使用例の報告は無く本症例が第一例目であると思われる。

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