演題情報

ポスター

開催回
第60回・2015年・横浜
 

維持透析患者にBCG膀胱注入療法を施行し反応性関節炎を発症した1例

演題番号 : P-1-524

吉田 一樹:1、大木 健正:1、倉本 充彦:2、大橋 弘文:2

1:成田赤十字病院泌尿器科、2:成田赤十字病院内科

 

【症例】73歳男性。平成18年に腎硬化症のため透析導入。無症候性肉眼的血尿の精査目的で平成24年4月当科紹介受診。両側逆行性腎盂尿管造影検査および膀胱生検を施行。膀胱から尿路上皮癌、G2-3、pTisを検出。膀胱癌の診断でBCG膀胱注入療法を行うことになった。5回目の投与5日後より40℃の発熱、全身の関節痛が出現。両眼の充血も認めた。BCGに対するアレルギー反応もしくはBCG感染による症状と考えられたため入院。入院後の検査でアレルギー反応の可能性が高いと考えられたためステロイド投与を開始。症状軽快がえられたため退院となった。
【まとめ】BCG膀注療法後に関節炎、皮膚炎、結膜炎などを併発する反応性関節炎が生じることがある。透析患者にBCG膀注療法を施行し反応性関節炎を発症した症例を経験したので文献的考察を加えて報告する。

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