演題情報

ポスター

開催回
第60回・2015年・横浜
 

原子爆弾被爆者で前立腺癌、膀胱癌の治療中、血液透析を導入した1例

演題番号 : P-1-523

水谷 一夫:1、蓑田 英将:1、力石 浩介:1、伊藤 文夫:1、巴 ひかる:1、中澤 速和:1、伊藤 和代:2、山下 かおり:3、藤林 真理子:4

1:東京女子医科大学東医療センター泌尿器科、2:神奈川県立こども医療センター、3:公益財団法人ときわ会常磐病院、4:東京女子医科大学東医療センター

 

患者は81歳(死亡時)、男性で、14歳の時に広島の原子爆弾被爆者となりました。2009年(78歳)にPSA高値にて当科受診、2010年に前立腺癌G4+3 T2cN0M0と診断されLH-RH agonistを開始、2011年3月以降PSAは1ng/ml以下であった。2011年膀胱刺激症状が出現、生検にて印環細胞癌と診断、精査にて膀胱原発と診断された。腫瘍マーカーはCA19-9が109.7U/mlと高値でテガフール・ウウラシルにて治療を開始し35.8まで低下するも2012年4月より再上昇した。同時期に血清Cr値も徐々に増加傾向を認め2012年12月血液透析導入となった。その後ゲムシタビンを使用した化学療法を2コース施行したが透析困難があり全身状態が悪化し2013年3月に死亡した。
原子爆弾被爆者で重複癌、経過中に透析導入となった症例を経験したので報告する。

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