演題情報

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開催回
第60回・2015年・横浜
 

CAPD導入後早期にカテーテル機能不全を来たした超高齢者の一例

演題番号 : P-1-434

大山 翔也:1、朝田 啓明:1、山本 義浩:1、宮地 博子:1、水谷 佳子:1

1:岡崎市民病院

 

【症例】91歳女性
【主訴】嘔吐
【現病歴】20xx年4月3日、受診1週間前からの食思不振と4日前からの嘔気があり、外来受診。BUN96mg/dL、Cre9.21mg/dLと腎機能低下と尿毒症症状を認め入院となった。翌日からFDLを挿入し血液透析を開始した。PD希望あり入院第14病日に腹腔鏡下でのCAPDカテーテル挿入術施行。第28病日に出口部作成施行し、12時間貯留2回交換で開始した。その後体液管理不良により3回交換に変更し、コントロール良好であった。しかし第57病日に排液不良を認めたものの、カテーテル位置に異常を認めず、ウロキナーゼ注入も効果なかったため、第66病日に腹腔鏡下の手術を施行。卵管采の巻絡を認め、剥離し切除した。その後第75病日からCAPDを再開し、第89病日に退院となった。
【考察】PDカテーテル機能不全はカテーテル内腔の閉塞に起因するものとカテーテルの腹腔内の位置異常によるものがあり、その中で卵管采によるカテーテル閉塞は比較的稀である。今回超高齢者の卵管采によるカテーテル閉塞の症例を経験したため文献的考察を交えて報告する。

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