演題情報

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開催回
第60回・2015年・横浜
 

当院における腹膜透析患者の腹部ヘルニアの検討

演題番号 : P-1-427

水谷 佳子:1、大山 翔也:1、宮地 博子:1、山本 義浩:1、朝田 啓明:1

1:岡崎市民病院腎臓内科

 

【はじめに】ヘルニアは腹膜透析(PD)の合併症として知られ、ときにPD離脱の原因となる。今回我々は当院で発症したヘルニアの検討を行った。
【方法】1997年12月から2014年12月の間に当院でPD管理を行った117例のうち腹部ヘルニアを発症した14例(鼠径ヘルニア7例/臍ヘルニア5例/腹壁瘢痕ヘルニア2例)を対象とした。
【結果】ヘルニア発症頻度は11.9%(鼠径ヘルニア5.9%/臍ヘルニア4.2%/腹壁瘢痕ヘルニア1.7%)であった。PD導入からヘルニア発症までの平均期間は18.6ヶ月(鼠径ヘルニア11.3ヶ月/臍ヘルニア33ヶ月/腹壁瘢痕ヘルニア8.5ヶ月)、発症後の経過は手術9例(鼠径ヘルニア5例/臍ヘルニア3例/腹壁瘢痕ヘルニア1例)、保存加療5例(鼠径ヘルニア2例/臍ヘルニア2例/腹壁瘢痕ヘルニア1例)で、保存加療を選択した鼠径ヘルニア1例がPD離脱に至った。
【まとめ】PD導入早期にヘルニアを発症した症例が多く、外科治療はPD継続に有効であった。

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