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開催回
第60回・2015年・横浜
 

持続的腎機能代替療法(CRRT)における回路凝固症例47症例の検討

演題番号 : P-1-330

中島 みなみ:1、鈴木 淳司:1、八反丸 善裕:1、土井 研人:2、野入 英世:1、南学 正臣:1

1:東京大学医学部附属病院血液浄化療法部、2:東京大学医学部附属病院救急部

 

CRRTに求められる性能としては、溶質除去・濾過性能に加えて長時間安定して使用可能であることが求められ、回路凝固を事前に予見することは臨床上重要である。当院ICUにおいて2013年1月~2014年5月に行ったCRRTのうち、定期回路交換以外で回路凝固により緊急回路交換を行った26症例のべ47症例の検討を行った。CRRT施行中の入口圧・静脈圧・濾過圧の3分毎の測定を行い、その波形変化パターンを4群(1:入り口圧低下、静脈圧横ばい、濾過圧横ばい、2:入口圧低下、静脈圧横ばい、濾過圧横ばい、3:入口圧低下、静脈圧横ばい、濾過圧横ばい、4:判定困難) に分類し、凝固部位との関連につき検討を行った。パターン4(n=10)を除いた37例中32例(86%)においては圧波形パターンと凝固部位に関連を認めた。残りの5症例についてはカテーテル閉塞の関与が考えられた。CRRTにおける回路圧変化パターンの分析は回路凝固が生じる初期の時点での部位の同定に有用である可能性がある。

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