演題情報

ポスター

開催回
第60回・2015年・横浜
 

Baxter社製持続緩徐式血液濾過器sepxiris(AN69ST膜)の使用経験

演題番号 : P-1-329

小林 正和:1、小川 望美:1、栁瀬 洋一:1、中原 毅:1、関 貴弘:1、黒須 唯之:1、小橋 和彦:1

1:茨城県厚生連総合病院土浦協同病院臨床工学部

 

【要旨】従来の持続緩徐式血液濾過器は急性腎不全や循環動態が不安定となった慢性腎不全患者に対し保険適応とされてきたが、Baxter社より新たに発売されたsepxirisは、重症敗血症および敗血症性ショック患者を適応とした吸着型の持続緩徐式血液濾過器である。
AN69膜との違いは血液との接触面にポリエチレンイミンをグラフト処理し、膜全体のバルク層の陰性荷電には影響を与えずに内表面の陰性荷電を中性化している点である。そのためメシル酸ナファモスッタットの使用が可能で、補体の活性化やブラジキニンの産生を減少させ生体適合性が向上している。
当院にて重症敗血症および敗血症性ショックと診断されsepxirisを用いた急性血液浄化療法を施行した症例を提示し、溶質クリアランス(UN・Cr・UA・IL6・IL8)および膜のライフタイムについて報告する。

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