演題情報

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開催回
第60回・2015年・横浜
 

血液透析における回路内温度に関する検討

演題番号 : P-1-325

平野 豪:1、一噌 登史紀:1、大津 理恵:1、塚口 香織:1、服部 圭介:1、田中 和彦:1、須田 雅一:2

1:(医)健正会須田医院臨床工学課、2:(医)健正会須田医院内科

 

【目的】血液回路内温度がダイアライザの膜面積および血流量(Qb)に影響を受けるかin vitroで検討した。
【方法】日機装社製血液回路内に透析液を循環させ、動脈側チャンバ(Ac)・静脈側チャンバ(Vc)・静脈側患者接続部(Vo)に熱電対を用いた温度計(ケニス社製TM-82N)の先端を挿入し、PS膜ダイアライザの膜面積を1.5・2.1・2.5㎡、Qbを150・200・250・300ml/minに変更し各部の温度を測定した。さらに透析液温度を35.0・36.0・37.0℃に変更した。なお患者監視装置はDCS-73、透析液はキンダリー3E号、外気温は24.0℃、動脈側患者接続部(Ai)温度は37.0℃とした。
【結果】Qbを一定にし、膜面積を変更した際の各部の温度変化はほぼ同等であったが、Vc温度は膜面積が大きいほど上昇傾向にあった。膜面積を一定にし、Qbを変更した際のVc温度はほぼ同等であったが、Vo温度はQbが低いほど下降した。またAc温度は35℃台まで下降し、Qbが低いほど下降した。
【結語】ダイアライザを通過後の血液回路内温度は膜面積よりも、Qbに影響を受けた。

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