演題情報

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開催回
第60回・2015年・横浜
 

High flow-CHDシステムを用いた小児短期血液透析の経験

演題番号 : P-1-324

上野 充洋:1、大舘 孝幸:1、松岡 諒:1、安部 翔:1、仁平 裕人:1、嶋中 公夫:1、岩津 好隆:2、森下 義幸:2、長田 太助:2

1:自治医科大学附属病院臨床工学部、2:自治医科大学附属病院腎臓内科

 

【症例】両低形成腎のためAPDを継続中の4才男児。DW11.5kg。現在、無尿で成長を待っての生体腎移植を予定している。
【方法】①移植を考え輸血は使用しない②長時間の安静は不可能である③PDカテが安定して使用できるまで術後2週間のHDが必要。以上の条件の元、体格を考え回路内容量を押さえるため、旭化成メディカル社製ACH-Σを用いた小児CHDシステムにより3時間HDを生食プライミングのみで10回施行した。
【結果】治療期間中Hb値は10.4から7.7[g/dl]まで低下したが、循環動態は安定しており、透析効率、除水も問題なく行えた。
【まとめ】本システムにより、生食プライミングで小児の短期間血液透析を安全に行うことができた。回路内残血を押さえる工夫をしたが、毎回10ml程度の残血を回避できなかったため、これ以上の継続にはさらなる改善策が必要と思われた。

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