演題情報

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開催回
第60回・2015年・横浜
 

フットケアに栄養面(フォーミラ食)をプラスして重症足病変が改善した症例

演題番号 : P-1-245

柗本 多加子:1、鈴木 史子:1、冨岡 久恵:1、村﨑 めぐみ:1、中野 美子:1、永川 修:1

1:(医)社団誠仁会みはま佐倉クリニック

 

【はじめに】
当院ではフットケアを標準的看護として実践してきたが、切断など重症化する症例は後を絶たない。また、透析患者は食事制限から栄養摂取不足となり創傷治癒に影響をおよぼす事がある。今回、栄養面に着目しエネルギーになる糖質、脂質を最小限にし、必須アミノ酸、ビタミン、ミネラルを十分に含むフォーミラ食を取り入れ、フットケアを継続したところ改善が観られた症例を報告する。
【症例紹介】
72歳男性、糖尿病性腎症、透析歴8年。既往歴:大動脈狭窄症、PAD
半年前より右第1趾fontaineⅡ度、PGE1投与もfontaineⅣ度となり入院
Alb2.5、CRP12、治療食にフォーミラ食を加えフットケアを継続。3ヵ月後fontaineⅡ度と改善した。
【考察】
透析患者の下肢血流障害と栄養面の関連性は幾つかの報告がある。今回フォーミラ食を取り入れ、フットケアを継続したことで重症化を防ぐことが出来た。足だけを看るのではなく、患者個々の栄養状態・社会的背景にも着目し一歩踏み込んだ関わりが必要と考える。

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