演題情報

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開催回
第60回・2015年・横浜
 

慢性疼痛のある患者の疼痛コントロール看護

演題番号 : P-1-243

藤井 麻希:1、鹿田 真弓:1

1:(医)桑園中央病院泌尿器科

 

【目的】近年高齢化や生活習慣病を背景に透析症例数は増え、それに伴う重症下肢虚血(以下CLI)の合併症による難治性潰瘍は増加傾向にある。患者の多くは慢性疼痛を訴え鎮痛剤を使用している。鎮痛剤によっては副作用として肉芽形成や血管新生を抑制し遅延する事から、今回CLI症例の疼痛コントロール方法を変更し良好な結果を得た経験をしたので報告する。
【方法】NSAIDSの使用を中止しフェンタニル貼付剤を使用。痛みスケールで評価を行った。定期的に創部の写真撮影とSPP値の計測を実施。
【症例】63歳、男性、重症下肢虚血により左右の足部が壊死を起こしていた。
【結果】1、痛みが軽減され、治療に協力する姿勢が見られた。2、創治療が促進した。3、SPP値が上昇した。4、不眠の訴えが少なくなった。
【考察】フェンタニル貼付剤を使用する事で持続的な痛みを緩和する事ができた。また、NSAIDSの内服を中止した事で肉芽形成や血管新生を促進した。痛みが緩和した事で交感神経を緩和し、血流障害が改善した事も推測できる。
【結語】CLI症例の治療には十分な疼痛管理が必要である。

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