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開催回
第60回・2015年・横浜
 

鎮痛剤を拒否する終末期血液透析患者へのチームアプローチ~倫理的視点からの検討~

演題番号 : P-1-231

小森 智恵:1、加藤 伸治:1、嵯峨 優一:1、柳川 智恵:1、長久 栄子:2、二村 明広:1

1:(医)真生会富山病院透析室、2:(医)真生会富山病院緩和ケア内科

 

【目的】鎮痛剤の使用を拒否した患者・家族へのチームアプローチを倫理的な視点で振り返り、その妥当性を検討する。
【症例】70歳代男性、膵癌、大腸癌終末期に対して緩和ケア治療をすすめるが拒否し、民間療法を受けていた血液透析患者。
【方法】カルテ記録・カンファレンス記録から、患者・家族の言動や医療者の対応、ケアの内容、意味付けなどを抽出し、Jonsenの臨床倫理の4分割表を使ってケアの内容とその意味、それが有効であったのか分析する。
【結果・考察】患者の生きたいという強い希望、それを支えたいという家族の思いを尊重し、その人にとっての最善のケアを医療チームで共有する事が重要である。鎮痛剤を拒否した患者・家族の意思決定を尊重する事が、QOL の向上につながったと考える。
【結論】終末期では患者・家族の思いを傾聴し、意思決定を尊重する事が重要である。鎮痛剤を使う事は医療者の価値感であった。

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