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開催回
第60回・2015年・横浜
 

血液透析患者におけるカルニチン静注の一考察~看護の視点から~

演題番号 : P-1-227

福井 良広:1、中嶋 三恵:1、横井 久美子:1、前田 純:1、鳥居 芳行:1、加藤 清也:1、多和田 英夫:2

1:(医)光寿会光寿会春日井病院、2:(医)光寿会多和田医院

 

【目的】
血液透析患者におけるカルニチン静注の有用性を看護の視点から検討する。
【対象・方法】
当院維持透析患者22名(男性17名、女性5名:70.3±10.0歳、透析歴105.7±55.0ヵ月)を対象に投与群10例、非投与群12例を無作為に割付けた。エルカルチンFF静注1000㎎を毎透析終了時に投与し、投与開始前、投与後3ヵ月、6ヵ月、9ヵ月、12ヵ月後で、血液透析施行時の血圧測定回数及び血圧低下回数、自覚症状に関するアンケートの比較検討を行った。
【結果】
投与群において血液透析施行時の血圧低下回数が投与後6ヵ月で減少し(p<0.05)、非投与群では変化は見られなかった。また、自覚症状に関するアンケートの結果から、投与群では疲れやすさや下肢のつりなどの症状が3 ヵ月以降から改善した。
【考察】
カルニチン静注製剤の投与は血液透析施行時の血圧低下及び自覚症状の改善に一定の効果があり、QOLの向上につながるのではないかと考えられる。

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