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開催回
第60回・2015年・横浜
 

カルニチン補充療法を行った透析患者のQOLは改善するか~KDQOL-SF™を用いた投与前後の比較~

演題番号 : P-1-221

渡邊 ふく江:1、村山 美智代:1、梅田 明美:1、鈴木 裕子:2、小林 恵:2、島崎 玲子:2、櫻井 祐成:1、葉山 修陽:2、栗原 怜:2

1:(医)慶寿会春日部内科クリニック、2:(医)慶寿会さいたまつきの森クリニック

 

【目的】日常的に筋症状を有する透析患者に対し、カルニチンを補充したことで筋症状及びQOLが改善するか調査した。
【対象】筋症状を有する当院維持透析患者
【方法】毎透析後にL-カルニチン静注薬1000mgを投与した症例5名(A群)に於ける、投与前と5ヶ月後のQOLを、KDQOL-SFTMを用いて検討した。対照群として筋症状が無い症例8名(B群)を同様に調査した。
【結果】KDQOL-SFTMの変化は、カルニチン投与症例では、『睡眠』『日常身体』『健康観』『痛み』の項目で改善がみられた。しかし『心』など、低下した項目もあり、QOLの平均値を示す『総合』では改善が見られなかった。また、筋症状は5名中3名で改善がみられた。B群では変化が見られなかった。
【まとめ】カルニチン補充療法を行った症例のQOLは、明らかな改善には至らなかった。今回、投与期間が短かったため、今後長期にわたる調査をしていきたい。

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