演題情報

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開催回
第60回・2015年・横浜
 

Aeromonas hydrophilaによる壊死性筋膜炎をシャント肢に発症したが救肢し得た透析患者の一例

演題番号 : P-1-211

宿理 朋哉:1、松枝 修明:1、相原 成志:1、是澤 麻衣:1、岡 英明:1、上村 太朗:1、原田 篤実:1

1:日本赤十字社松山赤十字病院腎センター

 

【症例】81歳男性。75歳時に腹膜透析(PD)を導入し、76歳時より左前腕内シャントで週1回血液透析(HD)を併用している。20XX年8月中旬よりシャント肢の浮腫が出現し、徐々に疼痛も出現したため当科入院した。翌日朝には悪臭を伴う膿汁を認め、壊死性筋膜炎の診断となり同日に全身麻酔下での緊急デブリードマンと内シャント閉鎖術を行った。創部からはAeromonas hydrophilaが検出された。術後は抗菌薬加療のみで経過良好で、術後2ヶ月で植皮術を施行し、術後3ヶ月で左上腕動脈表在化術を施行した。現在もPDとHDを併用中である。
【考察】A. hydrophiliaによる壊死性筋膜炎は非常に進行が早く、適切な治療を行ったにも関わらず救命し得ない症例も多い。シャント肢を切断せずに救命できた本症例は貴重な症例と考えられるため、若干の文献的考察を加え報告する。

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