演題情報

ポスター

開催回
第60回・2015年・横浜
 

救命しえたガス壊疽の2例

演題番号 : P-1-210

森田 将史:1、妻鹿 旭:1、芳賀 亮太:1、長山 郁惠:1、山内 佑:1、山口 嘉土:1、岡 樹史:1、長門谷 克之:1、山内 淳:1

1:独立行政法人労働者健康福祉機構大阪労災病院腎臓内科

 

【症例1】61歳女性。透析歴8年。糖尿病性腎症由来。X-12日に右下肢にファンヒーターにより熱傷を受けた。近医にて冷却、塗布薬処方されるも、X-4日に右第二足趾潰瘍、踵部水疱化を指摘され、悪臭も認めた。X-1日近医採血で炎症反応高値認め、当院紹介。CT、超音波検査でガス像認め、ガス壊疽と診断。足部緊急デブリドマンと右下肢足部切断術を施行。抗生剤加療にて全身状態は改善した。
【症例2】54歳男性。透析歴14年。原疾患不明。頸椎症性脊髄症にてねたきり状態。X-2日より38℃台の発熱認め、X-1日より食事摂取不良、低血糖による意識レベル低下認め、当院搬送。血液検査にて炎症反応高値、CTにて仙骨褥瘡部皮下組織にガス像認め、ガス壊疽と診断。仙骨部緊急デブリドマンと抗生剤加療にて全身状態は安定した。
【考察】ガス壊疽の死亡率は約40-50%と高く、さらに透析患者は易感染性を有する為、感染症罹患率、およびその重症度が高くなることが知られる。今回の症例より、迅速な加療の重要性が再認識された。

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