演題情報

ポスター

開催回
第60回・2015年・横浜
 

Streptococcus agalactiaeによるペースメーカーリード感染を発症した透析患者の1剖検例

演題番号 : P-1-208

乙咩 崇臣:1、吉村 潤子:1、浦江 憲吾:1、田中 洋澄:1、吉水 秋子:1、安田 大成:2、坂井 尚二:1

1:地方独立行政法人下関市立市民病院腎臓内科、2:地方独立行政法人下関市立市民病院病理診断科

 

【症例】70歳男性
【現病歴】2年前にペースメーカー植え込み術、糖尿病性腎症のため血液透析を開始した。転倒後歩行困難となり翌日当院紹介、骨折無くDICを認め入院した。血液培養でStreptococcus agalactiaeを検出した。10日目迄は心エコー上疣贅を認めなかった。次第に心雑音が増強し、19日目にペースメーカーリードに付着する疣贅を認め、感染性心内膜炎に準じた加療を開始した。CRPは33.8→6.2と低下したが、心臓手術を本人が拒否した。38日目に血痰を認め、胸部CTにて急性間質性肺炎と診断した。41日目に呼吸不全のため永眠された。病理解剖を行い、両肺は著明に重量を増し、硬く、瀰漫性肺胞障害を呈しており、敗血症に続発したものが考えられた。
【まとめ】糖尿病の維持血液透析患者にペースメーカーリード感染を併発、開心術を拒否し、ARDSで死亡し病理解剖を行った症例を経験した。

前へ戻る