演題情報

ポスター

開催回
第60回・2015年・横浜
 

高HCO3⁻血症のon-lineHDF患者への透析液変更について

演題番号 : P-1-078

鈴木 康二朗:1、早坂 啓明:1、横田 勝也:1、小林 祐介:1、安部 隆宏:1、藤牧 久芳:1、高橋 京子:2、赤穂 伸二:2

1:松本市立病院臨床工学科、2:松本市立病院腎臓内科

 

【背景・目的】
現在、日本における透析患者の血漿HCO3-濃度のガイドラインは無いが、DOPPS等では一定の値が示されており、高HCO3-は望ましいとは言い難い。高HCO3-に対し透析液を変更し検討したので報告する。
【対象・方法】
HCO3-が透析前で25.0mEq/L以上、後で30.0mEq/L以上のon-lineHDF患者3名をカーボスターからキンダリー4号に変更し、前後5か月間のpH,HCO3-,Kt/V等のデータから透析液変更の効果について検討した。
【結果】
変更前後の透析前HCO3-は平均26.5mEq/L±6.6から24.3mEq/L±6.0に2.2mEq/L低下した。また透析後のHCO3-も平均31.0mEq/L±7.6から27.2mEq/L±6.7に3.8mEq/L低下した。Kt/vの低下は見られなかった。
【考察・まとめ】
高HCO3-に対しては透析効率の減少若しくは、透析液の変更を行うのが効果的であり、今回は透析効率を維持し、HCO3-を低下させることができた。
透析液の組成は様々なものが開発されており、データ分析から患者の病態に最も適した処方透析の施行が望ましいと考える。

前へ戻る