ポスター
|
||
オンラインHDFにおけるTMP測定法の比較 演題番号 : P-1-075 橋本 茂:1、岡部 未来:1、中山 舞子:1、細井 康平:1、飯田 真也:1、安藤 毅:1、高橋 克幸:1、西勝 光紀:1、百瀬 昭志:2、白岩 康夫:2、熊川 健二郎:2 1:(公財)湯浅報恩会寿泉堂クリニック臨床工学科、2:(公財)湯浅報恩会寿泉堂クリニック透析センター
【目的】
オンラインHDFでのTMP測定については、2点法で行う装置が多いが、その値は過小評価され、アルブミンの過剰漏出が危惧される。 2.0㎡以上のヘモダイアフィルタを使用、各条件下でのTMPを2点法と、動脈圧を加えた3点法で測定、違いについて検討した。 【方法】 ●使用フィルタ ニプロ社製 MFX-21Seco (2.1㎡) 東レ社製 TDF-20H (2.0㎡) ●使用装置 ニプロ:NCV-2 動脈圧モニターを標準装備 ●評価項目 TMP ●各流量条件 ①tQd=600ml/min Qs=100ml/min ②tQd=700ml/min Qs=200ml/min ③tQd=800ml/min Qs=300ml/min ●その他条件 ①Qb:250ml/min ②週3回の内の中間日で測定 【結果】 補液量増大に伴い、3点法と2点法のTMP値の差が増大した。 【考察】 補液量増大するほど3点法での値と表示値の差が大きくなる。 動脈圧を用いた3点法でTMPをモニタリングし最適な条件を設定することが求められる。 他、MFXとTDFの比較も合わせて報告する。 |
||
|